きみとの365日。

SLE歴22年、子供は諦めてたけど念願のママに!難病持ち未婚シングルマザーの日々の記録。

シングルマザーの仕事。

私は子供が生まれる前から、キャバクラで勤めていました。

なんだかんだ10年位になります。

お酒も好きではないし、酔っ払いも嫌いですし、おじさんも好きじゃない。

そんな私がキャバクラの道を選んだ理由が、身体的に楽だったからです。

 

キャバクラの前はアパレル業をずっとしていました。

それより前は、美容師を夢みてたし、それより前は、歌手になりたいという夢がありました。

 

10代の時、原宿で芸能事務所からスカウトされて、芸能活動をしていました。

活動といっても、エキストラとかオーディションの日々。

ある時、映画出演の話が舞い込んで来ました。

ちょい役ですがセリフも一応あって、すごく嬉しかったんです。

けど、決まった矢先、SLE難病が再発。入院しなくてはならなくなって、映画どころか

事務所も辞めてしまいました。

 

次のやりたいことを見つけても働いては再発を、入退院を繰り返すようになり

身も心もボロボロになって、それでも死にたくはなくて

とりあえずお金は必要だからと、夜の世界に飛び込みました。

 

お酒は飲めなくても、おじさん嫌いでも、お客さんから指名も貰えるようになり

お店を転々としても、自分でいうのも何ですが

どのお店に行っても、売り上げもトップで取れるようになり、NO1だった時もあります。稼げるようになって、金銭的にも何より夜の世界で働くようになって10年間

1度も病気が再発をすることがなくなったのです。

 

世の中、病人やシングルマザー、何かハンデがある人にはとても生きづらいです。

優しくはしてくれるかもしれないけど、優しさじゃ食べていけないし

結局自分でどうにかするしかありません。

けど、子供が小さければ雇って貰えるとこも少ないし、雇ってもらえても安月給。

 

シングルマザー=貧困

 

夜の世界では、融通もきくの休みたい時に休んで、働きたいときには休む。

私には合ってる仕事だと思いました。

けど、その分子供には寂しい思いをさせてしまっています。

貧乏でも一緒に寝てあげられた方が、子供には幸せなのかもしれません。

 

だけど、私の場合は病気が再発したら、それこそ一緒にいれなくなってしまう。

そう考えたら、何が正解なのかわからなく、結局子供が生まれて0歳の時から

夜間保育に預けて、働き続けていました。

 

そんな今は、コロナもあり働くことが出来ていません。

けど、目標が出来ました。コロナ禍、何もしていないのはもったいないので

資格の勉強をずっとしていました。

その資格を活かした職で、この先生きていくのが今の目標です。

資格のお話は、またして行きます。

 

それでは、また。