シングルマザーの仕事。
私は子供が生まれる前から、キャバクラで勤めていました。
なんだかんだ10年位になります。
お酒も好きではないし、酔っ払いも嫌いですし、おじさんも好きじゃない。
そんな私がキャバクラの道を選んだ理由が、身体的に楽だったからです。
キャバクラの前はアパレル業をずっとしていました。
それより前は、美容師を夢みてたし、それより前は、歌手になりたいという夢がありました。
10代の時、原宿で芸能事務所からスカウトされて、芸能活動をしていました。
活動といっても、エキストラとかオーディションの日々。
ある時、映画出演の話が舞い込んで来ました。
ちょい役ですがセリフも一応あって、すごく嬉しかったんです。
けど、決まった矢先、SLE難病が再発。入院しなくてはならなくなって、映画どころか
事務所も辞めてしまいました。
次のやりたいことを見つけても働いては再発を、入退院を繰り返すようになり
身も心もボロボロになって、それでも死にたくはなくて
とりあえずお金は必要だからと、夜の世界に飛び込みました。
お酒は飲めなくても、おじさん嫌いでも、お客さんから指名も貰えるようになり
お店を転々としても、自分でいうのも何ですが
どのお店に行っても、売り上げもトップで取れるようになり、NO1だった時もあります。稼げるようになって、金銭的にも何より夜の世界で働くようになって10年間
1度も病気が再発をすることがなくなったのです。
世の中、病人やシングルマザー、何かハンデがある人にはとても生きづらいです。
優しくはしてくれるかもしれないけど、優しさじゃ食べていけないし
結局自分でどうにかするしかありません。
けど、子供が小さければ雇って貰えるとこも少ないし、雇ってもらえても安月給。
シングルマザー=貧困
夜の世界では、融通もきくの休みたい時に休んで、働きたいときには休む。
私には合ってる仕事だと思いました。
けど、その分子供には寂しい思いをさせてしまっています。
貧乏でも一緒に寝てあげられた方が、子供には幸せなのかもしれません。
だけど、私の場合は病気が再発したら、それこそ一緒にいれなくなってしまう。
そう考えたら、何が正解なのかわからなく、結局子供が生まれて0歳の時から
夜間保育に預けて、働き続けていました。
そんな今は、コロナもあり働くことが出来ていません。
けど、目標が出来ました。コロナ禍、何もしていないのはもったいないので
資格の勉強をずっとしていました。
その資格を活かした職で、この先生きていくのが今の目標です。
資格のお話は、またして行きます。
それでは、また。