きみとの365日。

SLE歴22年、子供は諦めてたけど念願のママに!難病持ち未婚シングルマザーの日々の記録。

若気の至り。

今までの人生で後悔してること、たくさんあるんですが
その一つが、タトゥーを入れたこと。

 

私が10代の頃といえば、結構、絶望期だったんです。
14歳でわけもわからない難病になって
その頃の私といえば、小学生の頃から芸能界に憧れていました。

 

けど、14歳という1番の思春期に病気になって
1番辛かったことといえば、入院生活もそうだったのですが
薬による副作用で、顔が太ってしまったこと。

 

ムーンフェイス、その名の通り顔がお月さまのように丸くなること。


顔だけでなく、全体的にも丸くなってきてそれは薬のせいだから
仕方のないことで、自分の姿を鏡で見るたびに泣いていました。

 

友達に家族にさえ、こんな姿を見られるのも嫌で、退院したあとも
しばらくは、引きこもって学校にも行けませんでした。

 

学校に行かないから勉強もどんどん追いつけなくなって
高校進学の時も、正直どこでもよかったのです。
適当に選んだ、偏差値が低い学校に入学してからも、不良グループ?とつるむようになり
学校もまともに行かず、カラオケいったり、プリクラ取ったり
ほとんど遊んで過ごしていました。

 

そんな高校もまともに行かずにいた時、原宿で芸能事務所からスカウトされました。
その頃には、薬の副作用も落ち着いて顔もすっきりしていました。
事務所自体は小さいとこでしたが、怪しいとこでもなさそうで
そこから、私はまた夢を見て、レッスンしたりオーディション受けたり頑張っていました。
その頑張りの甲斐もあってか、映画に出るお話が舞い込んできて
エキストラみたいなものでしたが、一言セリフもあって、ほんとに嬉しかった。

 

そのすぐ後です。また病気が再発したのは。
中学生の時から悩まされていた、副作用。また同じことの繰り返し。
そう思ったら、ほんとに夢も希望もなくなって、事務所も辞めてしまいました。
やっぱり、健康でないと何も出来ないですから。

 

それでも、夢も希望もなくても、死ぬ勇気もないし
他にもいろんな病気で苦しんでる人もいる。辛い人もいる。
自分に強くなりたくて、ずっと憧れていた安室奈美恵さんに影響されて
20歳の時に、タトゥーを入れました。

 

皮肉にも、この時、私はTVに初出演することになりました。
タトゥーの特集みたいなかんじで、タトゥーいれる人に1日密着みたいな番組w
私のタトゥー入れた人が、結構人気な女彫り師さんだったので
その人から頼まれて出演することになったのですが、今となったら完全な黒歴史w
そんな思い出のタトゥーも20代になってアパレルで働いていたので
特に困ることも、後悔することもありませんでした。

 

後悔するようになったのは、キャバ嬢になってから。
タトゥーがいけないわけではないのですが、やっぱり年配なお客様も多いので
客ウケも悪い💧多分ウケがいいのは、いかついお兄さんとか強面な人位。
なので、私は一切見せることなく、隠れる衣装を選んで着ていました。
けど、腕に入っているので、袖があるものとか、スーツ位しかないんです。
ここでなんでタトゥーなんて入れたんだろと後悔。

 

例えば、病院の検査、温泉や海やプール。
いいかんじになった男性がそういうタトゥーとか入れてる女は好きそうじゃない時
年齢を重ねる度に、気になることが増えてきて
今は、面接を受けようとしてる、スポーツジムでタトゥーが入ってても大丈夫なのか
気になってるとこです。

 

もしいれることに悩んでる人がいたら、辞めることをおすすめしますw